クラシックにおける色彩感とは
僕の好きなクラシックのジャンルは、ラヴェルだとか、ドビュッシー、サン=サーンスとかそのあたりのいわゆるフランスものと言われるあたり。
ラフマニノフやバルトークといった印象派と位置付けられる作曲家たちもお気に入りの1つではある。
フランス音楽、印象派。
この作曲家たち全員に共通して言える条件がある。それは連続した音符、すなわち連符の使い方が非常に上手いということ。
ラヴェルのダフニスとクロエ、ドビュッシーの海、バルトークの中国の不思議な役人、パッと考えるだけでもたくさんある。
この「連符」の上手い使い方こそが今回のテーマである「クラシックにおける色彩感」、すなわち”色鮮やか”、という感覚につながると考えている。
例えばディズニー音楽。ディズニー音楽といえばキラキラした始まり方、そして壮大なシーンに向かう時に必ず巻き起こる転調と、それに向かう連符である。例えば有名なショー、ファンティリュージョンの始まりは連符だし、ミッキーのテーマだって3連+3連でぼっくらっのくっらぶに入るわけである。
アラン・メンケンという作曲家が最近のディズニー音楽のほとんどを作曲しているわけだが、ディズニーと音楽が融合した代表作は、デュカス作曲、「魔法使いの弟子」である。
デュカスというと。
フランス音楽、印象派。
ここでつながってくるんですね。
続きはまた今度