オケと吹奏楽におけるクラリネットの違い
オーケストラと吹奏楽、両方ともクラリネットは重要な役割を持っている。
違いはなんだろう。
まず舞台上を目で見てわかるが、人数。
オーケストラは多くてもせいぜい4人だが、吹奏楽の普通の編成はその3倍はいなきゃいけない。つまり12人?以上。
なぜそんなに人数がオーケストラと比べて必要なのか、それにはバイオリンが存在していないことが大きく関わってくる。
吹奏楽には、弦楽器がコントラバス以外基本的には存在しない。しかし、現代の吹奏楽界では、オーケストラで演奏される楽曲を基盤に作られる楽曲がほとんどの中で、バイオリンような小回りがきく楽器として吹奏楽器の中ではクラリネットが作曲家から指名されがちなのである。(そういう意味じゃサックスはアルト・テナー・バスと三種類で、バイオリン・ビオラ・チェロ全て兼ね備えられるのかも。)
バイオリンの代わりと、そしてオーケストラにおけるクラリネットという、2つの側面を同時に受け持つもんだから、仕事はオーケストラより増えるのは至極当然。
後ろに金管楽器が爆音で鳴らしてるのはオーケストラも吹奏楽も変わらず、ましてや人数は吹奏楽の方が多いことがほとんど。
それに勝たなきゃいけないのだから、人数は増えて当然。先述した通り、バイオリンの分まで吹かなきゃいけないもんだから、いくら人数は増えたといえ大変である。
いろいろなことが、合理的に計算されているのである。
見た目でわかる人数の差、バイオリンとの関係を説明したところで今日は終わり。
でも実際違いってバイオリンのパートやらされることと、それに伴って人数が多いことくらいじゃないか??
他にあるなら教えてほしい。音色とかはソロだったら吹奏楽も気をつけないといけないし、他にない気がする。