クラシック好きになるまで vol1
自分の部屋にテレビが設置されてから、初めてのワールドカップ。
リビングで家族との醜いチャンネル争いをせずに夜9時から朝方までの3試合を(自分が寝落ちしなければ)ぶっ続けで見られるのだ。
9時から1試合、12時から1試合、日をまたいで朝3時から1試合。3時間ごとに1試合行われているのだが、サッカーの試合は長くても100分弱、ハーフタイム15分。合わせても到底3時間にはならない。
その間、暇になるのだ。とても。
ということで自分が音楽に出会った経緯、クラシックを好きになった経緯をつらつらと書こうと思う^ ^
楽器に出会ったのは小学一年生の頃。ヤマハからのハガキを親が見つけ、ピアノを勧めてきたらしい。当時のことはほとんど覚えていないのだがやる気に満ち溢れピアノ教室に通い始めた。今思えば小学一年生からピアノ教室通ってるって天才音楽少年への第一歩じゃんって、思う。笑
が、現実は甘くなかった…(というより練習しなさすぎたせいなだけなんだけど笑)
小学校を卒業するまで、6年間もピアノ教室に通い続けたはずなのに、譜面は読めないわレパートリーもないわで今思えば散々な終わり方だった。
ピアノやってたひとならわかると思うんだけど、6年目にやってた曲は練習曲集、ブルグミュラーの(ここ重要、ドビュッシーではない笑)アラベスクで、なんと発表会でいっちばん最後のジャーンって和音をミスって引き直したのだ笑。それも二回も。
そんなこんなで、当時の自分はピアノはおろか音楽というもの自体に特に特別な思い入れなど全くないままに中学に進学した。
唯一その時に好きだったのはのだめカンタービレかなあ…作曲家とか、プレイヤーなんてだーれも知らなかったし、当時ユーチューブとかもそんなに栄えてなかったから知る由もなかったんだよなー…
中学進学して、テニス部でも入ろうかなあと思ってたんだけど、一緒に同じ中学に入った小学校からの友達に誘われて特に深い考えもなく吹奏楽部へ入部。
当時は部員も少なくて、「ピアノ6年やってました!」なんていったらとんでもなく騒がれそうで、そんなのは嫌だから(実際は1年やってるかやってないかくらいの実力だからな、譜面も読めないし)、ピアノを6年間やってたという経験を隠してた覚えがあるような、ないような…笑
思えばここでクラリネットを始めたのがすべてのきっかけだったかな。サックスとかやってたらオーケストラ入れないしね。笑
あの時の適当な理由を思いついた自分には感謝だな〜…なんて!
ワールドカップも始まったし、続きはまた書こうと思う。